私が個別の税務訴訟を手掛け始めたころ、高橋純子先生は、パート主婦などの「100万円の壁」についての講演（NHKの古屋アナウンサーも演者だったと思います）などの活動をされていました。税金の負担を免れ社会保険料も夫負担という一見結構な生き方は、主婦の自立を遅らせ低賃金の温床になり社会の進歩にマイナスになるという先進的なメッセージの発信だったと思います。

また会計事務所の業務も素晴らしいものです。私の依頼された事件にかかわる契約取引での税務で極めて難しい状態に直面した時は、高橋会計事務所に頼らざるを得ません。税金の恐ろしさを知らず社会を渡ることは危険極まりないことであり、高橋会計事務所は市民（納税者）が杖と頼まなければならない存在なのです。