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寒さも和らぎ、暖かな日差しが春の訪れを感じるようになりました。
春といえば、やっぱり桜ですね!
日本には、600種類を超える桜があるそうです。元をたどれば、ヤマザクラ(山桜)、
オオシマザクラ(大島桜)、エドヒガン(江戸彼岸)、マメザクラ(豆桜)など
11種類の基本野生種から生まれたそうです。
日本の桜の8割をしめるソメイヨシノ(染井吉野)は、オオシマザクラを父、
エドヒガンを母に持ち、「大輪で整った花」をオオシマザクラから「葉がでるより
先に花が咲く」という点をエドヒガンから受け継いだ交雑種です。江戸時代の末期
頃に、江戸の染井村の植木屋が挿し木や接ぎ木で増やし、桜の名所である吉野山に
あやかって「吉野桜」と名付け、売り出したそうです。明治33年に誕生の地である
染井村にちなみ「染井吉野」と改名されました。
ソメイヨシノは、最初の1本の原木を起源とし、全く同じ遺伝子情報を受け継いだ
クローンのため、同じ条件下で一斉に開花するので、お花見には最適だそうです。
コロナ禍で大変なときですが、桜を見て癒されましょう。