国内外のいろいろなお店で「ブラックフライデー」セールが開催されていましたね。
年に一度の大きなセールなので、好機とばかり大きめのお買い物をされた方も多いのではないでしょうか。

最近になってよく聞くようになったブラックフライデーという言葉。
もともとはアメリカの文化です。それがAmazonなどで開催され、広く知られるようになりました。
アメリカでは11月の第4木曜日にある感謝祭（祝日）の翌日金曜日から、年間最大規模のセールである「クリスマスセール」が始まります。
日本でいう年末商戦みたいなものですね。

セール初日は多くの企業や商店が目玉商品をそろえて商戦を仕掛けます。
当然それを目当てに多くのお客がお店に集まります。街にはその警備のために警察官が多数出動。
あまりにも忙しくなるので、警察官が「真っ黒な金曜日だ！」と言ったことが起源だといわれています。

企業や商店は、せっかくの大セール初日がそのような縁起の悪い呼ばれ方をされるのを嫌がり、「ビックフライデー」と名付けたのですが定着はしませんでした。
そこで地元の新聞社が「黒字」のブラックだと思えば逆に縁起がいいではないか、いう解釈を発表したため、「ブラックフライデー」のまま現在に至っています。

確かに黒字になることを英語でinto the Blackといいますが…
どうしても「ブラックマンデー」のことを連想してしまいます。
「暗黒の月曜日」と「黒字の金曜日」
ブラックマンデーが1987年のことですから、もしかしたら意識してそう呼んだのかもしれませんね。
(※ブラックフライデーという言葉が生まれたとされるのが1961年ごろ)

来年のブラックフライデーは2022年11月25日です。
日本国内でも年々規模が大きくなってきていますので、来年も楽しみです。